1日でも早くFIREしたい
投資をするためのお金がほしい
近道はなんだろう?
お金を貯める力がとても大事です
必要なモノに必要なだけお金を使うと、
今よりもFIRE達成が近づきます(現在進行形です)
本記事のテーマ
・お金を貯める力の大切さを確認
・お金を貯めるおすすめの方法をご紹介
お金を貯める力の大切さを確認
1.お金を貯める力とは? ・・ケチることとは違います
お金を貯める=ケチになるということではありません
「自分(及び家族)にとって満足な生活を最小限の支出でおさえる力」ということです
例えば、飲み物1つをとってみても、
コンビニで買う、スーパーで買う、自宅から水筒を持参する、
飲み物を飲むという満足感は一緒でも出ていく金額は異なります
一方で、
ボトルを持ち歩くのが重たい・かさばる、水筒を毎日洗うのが大変・時間がもったいない など、
飲み物を飲むこと以外もトータルで考えて「自分にとって満足な方法を考える力」が必要です
私の場合、通勤はリュックなのでボトルの重さは気になりませんが、
毎日水筒を洗ったり詰め替えたりする手間が面倒なため、
宅配してくれるドラックストアで箱買いした80円程度のペットボトル飲料を持ち歩いています
飲み物は1日100円、1月3,000円、1年35,600円の違いでしかないかもしれませんが、
身の回りの色々なものを「自分が無理せずに実行できる範囲で出ていくお金を減らす力」がつくと
2.お金を貯める力の効果とは?
お金を貯める力が身につくと、3つ良いことがあります
[2-1. 誰でも今月から効果があり、投資(貯金)に回すお金が増える]
収入 ー 支出 = 貯金(=投資資金)
収入を増やすか支出を減らすことができれば、手元に残るお金は増えます
シンプルかつ誰もが平等のルールながら、奥が深い公式です
「収入」を増やすには、
転職する、昇進する、残業する、副業する など方法は沢山ありますものの、自分1人で達成することはできません
転職先のオファー、上司の決定、副業先との合意 など、必ず自分以外の誰かのOKをもらう必要があります
「支出」を減らすには、
今日から自分が決めて行動することで効果がすぐに表れます
[2-2. FIRE達成に必要な総額が劇的に小さくなる]
年間支出 ÷ 利回り = FIRE 達成に必要な資産金額
ちょっと難しいかもしれませんが、FIRE達成に必要な資産金額はこれで算定することができます
例えば、毎月30万円使う人がFIREしたいと思った場合、利回りを4%とすると(注1)、
30万円×12か月 ÷ 4% = 9,000万円
貯める力がついたことで毎月20万円の支出で満足できれば、
20万円×12か月 ÷ 4% = 6,000万円
こんなにも結果に差がでます
※ イメージを持ってもらうための計算式のため、税金は考慮していません
2-3. 日々、経済的に損をしない考え方が身につく
「FIRE 最強の早期リタイア術」という本に出会い、FIREを意識し始めて気が付いたことがあります
それは、「コンビニで衝動買いする400円は10,000円の資産に匹敵する」ということです
ちょっと極端な考え方かもしれませんが、
利回り4%前提で考えると、10,000円資産を有していたら毎年400円(10,000円×4%)もらうことができます
よって「400円使うということは、色々頑張って貯めた10,000円を使うのと同じなのでは?」という気持ちになってきたという点です
考え方が極端だなーと自分でも思いつつ「FIRE脳」と名付けています
グミやカップラーメンが大好きなので、今も新作が出るとコンビニで衝動買いをしていますが、
この考え方をするようになってから、自然と衝動買いの頻度は減りました
3. 自分の支出金額を把握する
どうでしょう?
お金を貯める力の大切さが少しでも伝われば幸いです
お金を貯める力は雑に表現すると支出の削減です
最後に、今の支出額を確認しましょう
総務省公表の「家計調査2020年(表番号1)」によると一人暮らしの生活費の平均額は150,506円
食費が約38,000円、水道光熱費が約11,000円、通信費が約7,300円、保険医療費が約7,000円でした
自分の支出金額の見える化ができていない人は、
自分が1か月生活するのに何にいくら使っているか書き出してみましょう
家計簿アプリを使ってみるのもおススメです
「お金を貯める」おすすめの方法をご紹介
お金を貯めるおすすめは固定費の削減です
固定費とは毎月発生するお金のことを言います
固定費 ・・家賃など、毎月発生する支払う必要があるお金
変動費 ・・食費や交際費など、必要な都度発生するお金
固定費は、1度見直すことができればお金を貯める効果が持続します
例えば10,000円/月の見直しに成功すれば、年間120,000円、40年で約5,000,000円です
効果が大きな項目=金額の大きい項目から着手し、見直しを行う際はそれぞれの機能に注目しましょう
1.住居費
※持ち家の場合は見直しが難しいので、賃貸を前提としています
一般的に収入の2~3割が適正水準と言われているから、その水準で、上限予算ありきで決めていませんか?
住居費の機能は「住むこと」です
場所、広さ、築年数、譲れる条件を検討しましょう
– 最寄り駅まで5分のところを10分にする
– 急行が止まらない駅にする
– 新築ではなく築30年の物件にする(もちろん設備はしっかりしている物件)
「住む」という機能に着目して譲れない条件を絞り込むことができれば、
多少妥協することができれば1万円/月以上家賃が下がることはよくあります
不動産屋さんで話を聞くだけなら無料なので、検討してみませんか?
2.通信費
次に見直し効果が高い項目が通信費(スマホ代、家庭用net代)です
通信費の機能は「通信すること」です
職場の回線、カフェの無料Wifi回線、どこの会社のなんていうプランか気にしている人いますか?
スマホも自宅WiFiも「ある程度快適につながればよい」と思えるなら、
固定費を減らすチャンスです!
[2-1. 大手キャリア内でプランの見直しをしてみる]
大手キャリアは電波帯など通信環境がよいため、こだわりが強い人もいるでしょう
その場合でも政府の要請に応じる形で21年3月以降、大手キャリアが次々と新料金プランを打ち出しています
特に契約GB数を使い切っていない方は見直しのチャンスです!
[2-2. 格安SIMを検討する]
大手キャリアより通信環境は多少悪くなることもあるものの(エリアや時間帯にもよる)、
格安SIMでもよいと思える方はスマホ代を大きく削減するチャンスです!
私は BIGLOBモバイル の3GBプランに切り替えました
800円~1,500円/月くらいです
[2-3. 自宅のインターネット回線の検討]
自宅のインターネット回線は引っ越したタイミングで契約して以降、見直してない人が多いのではないでしょうか?
スマホ代より節約することは難しいかもしれませんが、500円/月削減できれば、年間6,000円削減できます
「FIRE脳」で考えると、150,000円投資したことと同じです(6,000円÷4%=150,000円)
今すぐに配当利回り4%の株式を15万円分購入することはできなくても、
自宅ネット回線の見直しで500円/月の節約はできそうに思えてきませんか?
私は自宅からオンライン会議をする機会が増えたので通信速度も速い NURO 光 を利用しています
3.保険
保険って種類が沢山あって、プランも沢山あって、オプションも豊富で、契約書も細かい字でびっちり書いてあって難しいですよねー
私も後回しにしていた項目です。。。。
生命保険文化センターというところがまとめている「2021年度 生命保険に関する全国実態調査」によると世帯年間平均で37.1万円もの保険料を支払っているそうです
仮に30年支払うとすると約1,100万円にもなります
保険の機能は「万が一に備えること」です
自分にあった万が一を探すため、私は 保険の窓口 というサービスを利用しました
ポイントは、特定の保険会社ではなく多数の保険の中から自分にあった保険を選んでくれるサービスを利用するということでう
保険会社の窓口の方のお話はどうしても下記デメリットが生じます
顧客目線の素晴らしい方もいらっしゃると思いますが、確率論的に避けた方が無難です
① 人事評価の関係で保険会社が儲かる商品に誘導する
② そもそも特定の保険会社の商品しか扱えないため選択肢が少ない
この図は保険の窓口さんがリスクに備えるアドバイスのために使っている図です
保険のプロの方へ私(及び家族)の状況を色々ご説明し、希望を伝えると、
40社以上の保険商品の中から適切な種類の保険を必要な保証金額となるように比較検討してくれます
「無駄・過剰な保証内容では?」という視点からのアドバイスもくれました
1~2か月くらいかけて何回か窓口に通う必要はあるのですが、
相談は全て無料で、保険契約後の見直し相談なども無料で対応してくれます
4.水道光熱費
固定費削減のラストです
毎日使っている水道光熱費も見直しましょう
水道代は地域の自治体管理で、自治体に申し込むだけなので契約先を見直すことはできません
一方で電気代・ガス代は2016年以降自由化が進み、契約している会社によって料金が多少変わることご存じでしょうか?
顧客獲得競争も激しい世界のため、固定費は変わらなくても切り替えるだけでキャンペーン分お得になる可能性も高いです
[4-1. 電力会社の乗り換えを検討して電気代の支出を削減する]
おすすめは信頼できる比較サイトの利用&キャンペーンの利用です
電気代は料金計算ルールが明確なため、各社の前提条件を把握できていれば比較がしやすい固定費です
私は、上場会社が運営していることと、限定特典が利用できることもあり、
エネ・チェンジというサービスを利用して切り替えを行いました
エネ・チェンジでヒットした会社と下記会社を比較してみて決めるのもよいでしょう
[4-2. ガス会社の乗り換えを検討してガス代の支出を削減する]
ガス代も電気代と同様に料金計算ルールが明確なため、各社の前提条件を把握できていれば比較がしやすい固定費です
私は、こちらもエネ・チェンジのサービスを利用して切り替えを行いました
こちらもエネ・チェンジでヒットした会社と下記会社を比較してみて決めるのもよいと思います
まとめ
FIREを考えたとき、毎月の生活費を見直すことは大切なプロセスです
① 毎月の投資資金が増加する ⇒ FIRE達成までの時間が短縮される
② FIRE達成に必要な総資産が減少する ⇒ FIRE達成までの時間が短縮される
そして生活費を見直す際は、ストレスの少ない節約方法を検討しましょう
① 自分にとって満足な生活を最小限の支出におさえる方法を考える
② 金額が大きく見直し効果の大きい固定費から順番に見直す
お金を貯める力を強化して、生活の満足度を下げずにFIREに近づきましょう!
というわけで以上です
ご質問やご相談は「お問合せ」から受け付けていますので、お気軽にご連絡ください
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